選挙が告示されるまでは、「立候補者」ではなく「立候補予定者」となります。まだ立候補手続きが完了していないからです。したがって、立候補手続きが完了するまでは「立候補者」として選挙活動を行うことはできません。
首長選挙では一般的に候補者が少ないため、事前審査も初回は一日で終了します。市議会議員選挙のように候補者が多い場合は、1〜2週間にわたって事前審査が行われます。事前審査で不備を指摘された事項は、告示前に必ず補正しなければいけません。
手続きは複雑ですので、公職選挙法を専門に扱う行政書士に依頼することをおすすめします。
この記事にあるように、立候補予定者説明会では選挙管理委員会の担当者の他に、所轄警察署の担当者や郵便局の担当者も来て立候補手続きについて説明します。立候補手続きが初めての方は必ず出席するようにしてください。
’14名張市長選:立候補予定者説明会、現職ら2陣営出席 /三重
毎日新聞 2014年02月15日 地方版
任期満了に伴う名張市長選(3月30日告示、4月6日投開票)の立候補予定者説明会が14日、市役所であった。4選出馬を表明した現職の亀井利克氏(62)の代理人と、候補者の擁立を目指す市民有志の2陣営が出席した。
午後1時半からの説明会で選管側は、立候補に必要な書類や供託金額(100万円)、3月19日の事前審査などの日程を伝えた。また、名張署交通課の担当者は、選挙カーに取り付ける看板の大きさや乗車定員など、道交法の順守を求めた。【行方一男】〔伊賀版〕