大阪市選管、焦りと当惑…投票所・人員確保で

立候補手続きは複雑なため、2ヶ月程度前に説明会を開催し、立候補手続き書類の事前審査も行います。

その他にも、ポスター掲示板の手配など選挙公営に関する手続きが膨大です。そのため、予期せず選挙が決まるとスケジュール調整が大変なようです。

立候補予定者の皆さんは選挙告示までのスケジュールが事前にわかっているので、余裕をもって準備にとりかかることをお勧めします。選挙の準備は予想外に時間がかかるものです。直前になっても選挙ポスターが印刷できていないなど、ドタバタな状況で選挙戦に突入する陣営もあります。

スケジュール管理に不安がある方は、ぜひ当所にご相談下さい。

大阪市選管、焦りと当惑…投票所・人員確保で

橋下徹大阪市長の突然の辞職表明に伴う出直し選で、準備を担う市選挙管理委員会事務局の担当者らが気をもんでいる。

年度末は行事が目白押しで投開票所や人員の確保が難しいためだ。橋下氏は7日に辞職願を市議会議長に提出する予定で、投開票日は3月16日か23日、または30日が想定されているが、「早く日程が決まらないことには」と担当者に焦りの色も広がる。

同市住吉区では引っ越しなどの転出入に対応するため、毎月第4日曜日に職員が区役所の窓口で対応しており、3月は23日が該当する。この日が投開票となれば、約200人の職員が総出で選挙事務にあたらなければならず、担当者は「日曜日の窓口中止も検討せざるを得ない。年度末に市民に迷惑をかけることになるかも……」と当惑する。

投票所の立会人らを公募している北区。区選管によると、投票日は34人、期日前投票では延べ39人を確保する必要があるが、現在、名簿に登録されているのは32人。今後、一人ひとりに電話で都合を確認し、不足人数は、区内の自治会に協力を依頼するという。担当者は「急なお願いなので、どこまで応じてもらえるか。そもそも、投開票日が確定しないと動き出せない」と話す。

(2014年2月5日18時36分  読売新聞)